原作:梶原一輝 先生/川崎のぼる 先生
漫画:村上よしゆき 先生
あの野球漫画の殿堂とも言える「巨人の星」を新しい感覚で描き直した「新約巨人の星 花形」の11巻〜22巻までの装丁(カバーデザイン)。
11巻:花形はやはりお金持ちの家庭ゆえ、蝶ネクタイまで着こなしますね。何かのパーティ?
12巻:バックに花形のアップを入れることで、印象的な仕上がりとなっている本巻のイラスト。背景を濃紺としながらもタイトルをオレンジの暖色系にすることで浮き立たせています。
13巻:今回はちょっと不良っぽさがかっこいい二人。いかにも高校生っぽくて野球以外のドラマも気になりますね。
14巻:花形を中心に、「星飛雄馬」「左門豊作」「花形明子」が印象的に描かれたイラストは、まさにこの物語を直球で表していますね。
15巻:花形のさわやかな笑顔とタンクトップが夏らしいイラストを生かすには、白と青のコントラストでシンプルに。
16巻:やんちゃな面面が仲良さげに集合したイラストを春らしいピンクのバックに青春のキラキラ感を大量プラス。
17巻:今回のイラストは雨の夜に傘をさし、しゃがんでいる花形。笑顔ではあるものの、ちょっとセンチメンタル感も漂いますね。
18巻:今回のイラストはファンには嬉しい花形満のバストアップ。ひときわシンプルな構成が目を引くこともありますよね。
19巻:花形の目から放たれる青い閃光、いや炎?が印象的。ちょっと流行っているあのアニメの影響もあるのかな?勝負への情熱があふれ出る雰囲気が凄く出ていますね。
20巻:甲子園をバックに星飛雄馬と花形がほほえみながら対峙するイラストが、すでに展開される青春のドラマを物語っていますね。そして、甲子園には真っ青な空が似合います。
21巻:今回は幼い兄弟の面倒を見る苦労人、左門豊作。後に美人ではるが元不良少女だった京子と結婚するという懐の広い「漢」、左門豊作はやはり情熱を感じる暖色系ですよね。
22巻:最終巻ということで、キャスト勢揃いの大団円。まだまだ続いて欲しかった思いは残るものの、ここは盛り上がって終わりましょう。ありがとう花形!ありがとう、村上先生!
<制作デザイン>
装丁(カバーデザイン)一式
[講談社コミックス マガジン]株式会社講談社発行
©Ikki kajiwara/Noboru Kawasaki/Yoshiyuki Murakami